派遣とは
一般的に日本では、労働者は正社員として企業に貢献するものと考えられていました。しかし、ここ数年、人材派遣会社から外部の会社へ派遣され、労働する「派遣社員」が多く見られるようになりました。では、自社で正社員として人材の育成を行っていた多くの企業が、何故、人材派遣に注目するようになったのでしょうか。まず挙げられるのは、不況により、経営環境が厳しくなった企業は人件費を削減するために、時間や費用をかけずに必要な人材を得ることができる方法を採用するようになったことが考えられます。
派遣の職種
契約内容に業務内容が含まれているため、あらかじめ職種を選択してから就業できる人材派遣。その職種は幅広く、事務職や金融関連職種、IT関連、クリエイティブ関連まで多種多様です。さらに、これまで適用が除外されていた製造業務や看護師などの医療関連業務の派遣が、一部条件付で可能になったことを受けて、派遣を利用する側が選択できる職種も大きく広がったと言えるでしょう。
派遣メリット
では、派遣社員として働く側のメリットとは何でしょうか。収入の安定や定年まで労働できる条件と引き換えに、時間などの自由が利かない正社員に対し、自分で労働条件や職種を選択できる派遣社員は、自分の生活スタイルを重視できます。そういった意味で、スキルやキャリアを積むために効果的な労働条件だと言えます。また、一定の基準を満たせば、健康保険や雇用保険などの社会保険の加入も派遣会社を通して可能となることも大きなメリットです。
派遣法について
2003年に改正された現在の労働者派遣法によると、まだまだ派遣が認められていない職もあり、これからの動向が気になるところです。また、派遣社員には賞与がなかったり、責任ある仕事を持たせてもらえない場合があるというデメリットもあります。このようなことを認識し、私たちは沢山ある派遣会社の中から、より自分に合った派遣会社を見つけ出して、スキルアップやライフスタイルの向上をめざしましょう。
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